KANON（SPARKLING ROSE)

工程 詳細
糖化 66〜67℃・60分。αアミラーゼ活性でボディと甘味残し
煮沸90分 ホップ追加（60分：140g、5分：60g）、
　　　　　　乳糖・クコ・ビーツ、はラスト15分以内投入
　　　　　　バラはラスト５分に150g
　　　　　　
冷却 約20℃まで落とし、600L回収
酵母投入 QA23（60g再水和）＋栄養剤投入
発酵 15〜18℃・7〜10日間。
　　　　終盤(48h前、5日目)にローズ漬け込み（150g）
熟成 2〜5℃で2日冷却・落ち着かせ
炭酸調整 加圧 or 瓶内発酵。目標2.6〜2.8 bar
瓶詰 酸素管理に注意し、打栓・保管

バラの投入
150g：煮沸終了直前（アロマを飛ばさないよう後半に投入）
150g：発酵終了前のドライフラワリング（漬け込み）

乳酸90%を45〜70ml添加して微調整がベスト

ミネラル 目標値（ppm） 目的
Ca（カルシウム） 50〜70 酵素活性・発酵安定・泡持ち向上
Mg（マグネシウム） 5〜10 酵母栄養素、苦味のキレに微影響
Na（ナトリウム） 0〜30 ほんのり丸み。多いと重くなる
SO₄²⁻（硫酸イオン） 50前後 ドライ感・香りの立ち上げ強調（控えめでOK）
Cl⁻（塩化物） 70〜100 甘み・口当たり・丸さを演出
HCO₃⁻（重炭酸） 50以下 低pH保持。高すぎると舌触りざらつく